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【中小企業の賃金引上げ割合】

2017.12.26

平成29年10月に経済産業省から、中小企業・小規模事業者(以下、中小企業)の賃金引上げ等に関する

調査結果(※)が発表されました。ここではその結果から、賃金の引上げ状況や引上げ率をみていきます。

 

●29年度の賃金引上げ状況

上記資料によると、29年度に正社員の1人 当たり平均賃金の引上げを実施した(予定を含む、以下同じ)

中小企業の割合は66.1%で、 28年度の59.0%よりも上昇しました。賃金引上げの方法(複数回答)は、

月給の引上げが 92.0%、賞与・一時金の増額が24.9%、その他が2.9%で、賞与の増額を実施した割合は

高くないことがわかります。 なお、非正規雇用労働者の賃金引上げを実施した割合は36.5%で、

28年度の32.9%を上回りました。

 

●年収換算の賃金引上げ率は2.3%

同資料から、正社員の1人当たり平均賃金を引上げた中小企業の年収換算の賃金引上げ率は、

引上げ率1~2%未満の割合が最も高くなりました。次いで2~3% 未満、1%未満の引上げ率が高い状況です。

引上げ率5%以上の割合は、1~20人規模が 14.8%と最も高くなりました。

なお、全体の平均は2.3%となっています。

 

●月給の引上げ率は2.1%

賃金引上げ方法の中で最も実施割合が高い月給の引上げを行った中小企業の引上げ率は、

平均で2.1%となりました。

 

平成30年も賃上げを行う中小企業は少なくないと思われますので、

医院の給与体系を考える際に参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

(※)経済産業省「中小企業の雇用状況に関する調査集計結果」

 

~渋谷区千駄ヶ谷の椿公認会計士事務所・税理士事務所がご提供する歯科医向けワンストップ経営サポートHIXIA(ハイシア)~

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