歯科医向けクラウド・IT×会計ワンストップサポートHIXIA(ハイシア)のホーム > お知らせ > 【リース契約の長所と短所】
2016.7.26
医療機器を導入する際、「購入するのか」「リース契約にするか」は予算との兼ね合いにより検討になるかと思います。
リースとは、医療機器等をリース会社がメーカーから購入し、これを医療機関が一定期間借り受けることをいいます。
今回はこのリース契約について長所と短所をまとめました。
<リース契約の長所>
1、資金に余裕が生まれ、事務作業の削減ができる
支払が長期間にわたり一定の金額なので、資金繰りに余裕がもてます。また、メンテナンスを業者に行ってもらうことができ、
購入した場合に必要となる手続き(固定資産税の申告や保険料の納付、売却等)がなく、リース料の支払いだけで済みます。
2、医療機器等の陳腐化を防ぐことができる
技術革新の多い医療機器を購入した場合、法定耐用年数に達する前に経済的寿命が尽きてしまうことがあります。
しかしリース契約の場合、リース期間を選択できるため陳腐化した機器を持ち続けるリスクが避けられ、適当な医療機器を
利用することが可能です。
3、金融機関からの借入枠が残る
リース契約で機器を利用すれば、銀行からの借入枠を残すことができます。
<リース契約の短所>
1、リース料が高い
リース料には金利・税金・保険料・手数料等が含まれるため割高になります。
2、取替が禁止されている
リースは原則として中途解約が禁止されており、自由に取り換えることができません。
3、担保提供資産に適さない
リース機器はあくまで借りている資産になるため、金融機関等からの借り入れの担保として提供することができません。
リース契約は簡単な手続きで医療機器を導入できますが、中途解約ができなかったり、リース料が割高なため、
手持ちの資金や購入した場合の資金繰り等の条件によって有利な判断は変わってきますので、
リースの長所と短所を把握したうえで、しっかりとした導入計画を立てましょう。
~渋谷区千駄ヶ谷の椿公認会計士事務所・税理士事務所がご提供する歯科医向けワンストップ経営サポートHIXIA(ハイシア)~
Author:admin|Category:お知らせ
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