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【自己資本比率】

2016.7.7

貸借対照表は歯科医院を構成する自己資本や借入金を見極めるために重要な指標となります。

とは言っても「読み方が分からない」、「時間がない」等、しっかり見ている方は少ないと思います。

そこで今回は貸借対照表を見る際、是非見て頂きたいポイントを紹介します。

それは「自己資本比率」です。

 

事業に投下される資金には自己資本と他人資本があります。

自己資本とは、資本金など自ら出資した資金など将来返済する必要がない自分で用意した資金のことです。

対して他人資本とは、他人から借りて利息を含めて将来返済する必要がある借入金や仕入債務など、

他人から調達した資金のことをいいます。

自己資本比率とは、自己資本と他人資本の合計である総資本に対する自己資本の割合を示す比率で、

比率が高いほど、医院経営は安定するといわれています。

 

「自己資本比率」の算式

自己資本比率 (%)= 自己資本 / 総資本 × 100
総資本 = 自己資本 + 他人資本

*一般的に40%以上であれば健全といえます

 

 

自己資本比率が高いということは、他人資本が少ないということを意味します。

つまり、自己資本比率が高ければ借入金が少なく、健全な経営を行っているということです。

 

しかし、両親からお金をもらい、それを元手に開業した場合は院長の努力によって生まれた数値ではないため、

この数値が必ずしも院長の経営能力を表すわけではないともいえます。

 

貸借対照表を見る際は、財務体質の判断基準として自己資本比率にも着目してみてください。

 

~渋谷区千駄ヶ谷の椿公認会計士事務所・税理士事務所がご提供する歯科医向けワンストップ経営サポートHIXIA(ハイシア)~

 

 

 

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