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【金融機関との付き合い方】

2016.6.28

一般的に、銀行員は客が自分の銀行としか取引をしていない場合、尊大な態度を取ることがあります。

「うちが融資しなければ、この医院は経営が危なくなる」という認識があるからです。

しかし、その客が同じエリアの他行と繋がると、顧客をつなぎ留めようと必死になります。

自分の責任で他行に借り換えられた場合、営業成績の低下・評価能力に対する信頼の低下・担当者や支店長の

銀行内での評価が下がる等、リスクが大きいからです。

そのため2行、3行と付き合いを持っておくことで、良い意味での牽制を効かせることが出来ます。

また、「借金は必要なときだけ」という『個人』としての感覚があるかもしれませんが、

『経営者』にとって金融機関への信頼作りは非常に重要となります。医院の運営には収入が少なくても、

毎月支払いが発生します。生活費や医院の運営費が足りない状態で、さらに金融機関からの信頼もない場合、

打つ手がなくなってしまいます。

もう後がないという状態で「銀行でお金を借りよう」と決めても手遅れです。

借金のリスクについて考えるべきですが、銀行からの融資は事業を続けるための保険であると前向きに捉え、

金融機関を上手く活用しましょう。

 

・銀行が「貸しやすい」存在になることがカギ

融資を受ける上で最適なタイミングは開業前です。

通常、銀行に融資を申込むと厳しい審査があり、過去の実績や売上の見込み、支払能力等、総合的に分析されます。

しかし、開業前はこのようなデータがなく、判断材料は勤務医時代の収入や事業計画になるため、筋が通ればいくらでも

増やすことができるからです。

金融機関から借り入れが行えた場合は、滞り無く確実に返済していきましょう。

「貸したお金を確実に返済した」という事実が実績となり、銀行との信頼関係の構築に繋がるのです。

そうすれば、「また借りてもらえませんか?」等と言われるようになり、他行からも融資を受けやすく、

融資の条件も全く異なってきます。

金融機関と付き合うのが嫌だ、銀行との交渉が苦手という先生は多いですが、

借入や金融機関の役割を知り、金融機関が望むことをすることで、友好な関係を構築しておきましょう。

Author:admin|Category:お知らせ

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